さて、皆さん色々な事情や、やりたい事があってFIREを目指し、その手段として副業を検討されていることと思います。
ですが、ちょっと待った!
最近は色々な副業があり、始めるのには数分とかからないものだってあります。
その前に、以下の事をチェックしてみてください。
- 副業を始める目的は明確でしょうか?
- 副業の目標は明確でしょうか?
- 現状の把握は十分でしょうか?
この記事では、副業を始める前の現状把握について、書いてみようと思います。
副業はFIREのための手段、その目的を明確化する
手軽な副業だって、手間はかかる
まず、副業をしたいのはなぜでしょうか。
副業をやりたいという以上、なにかしらの稼ぎが欲しいというのは大前提ですが、それはなぜかを明確にすると、仕事探しや実際の活動においても力が出てくるのではないかな、と個人的には思っています。
お手軽系の副業も多いと思いますし、最近はテレビで取り上げられることも増えてきましたが、それにしたって貴重な時間を使うわけですし、リソースもそれなりに割かないと稼ぎにはつながらないと思います。
私自身、3年以上前、少しだけ今とは違う方法で稼いだことがあるのですが、「何となくお金が欲しいな」という程度で始めてしまったため、長続きもしませんでしたし、ちょっと当時の本業で、「副業警察」的な動きがあった時には、ビジョンも何もなかったため、さっさと身を引いてしまいました。
今思い出しても、苦い経験でした。
目的がはっきりしていないと、出足からつまづくことになると思います。
副業の目的を箇条書きし、FIREへの気持ちを新たにしてみる
皆さんの目的は何でしょうか。
私は副業を開始するにあたり、こんな感じで目的を明確にしました。
- 本業に取り組む際には雑音にしかならない、生きていく上でのお金への不安を解消したい。
- クビや左遷を恐れて、本来言うべきことを流してしまう、という事を無くしたい。
- 本業以外の外の世界を見て、視野を広げたりスキルを身に着けたい。
もっと細かい事は、プロフィールに書きましたので、興味のある方は見てみてください。
もちろん、状況が変われば細かい手段が変わったりもするでしょうし、極端な話、本業が潰れてしまった場合なんかはそもそも活躍する場もなくなるので、クビとか左遷とかなんて全く別の話になってしまいます。
が、何もないよりかははるかにましかな、と思っています。
最終的には人それぞれだとは思いますが、私は、3つくらいまでであれば、何かの時にぱっと思い出せるので、いいと思います。
途中で変わってもいいので、何もないよりは無理やりにでも目的を設定しましょう。
目標を明確にし、今の自分がFIREからどのくらいの所にいるのかを把握できるようにする。
副業の目的がはっきりしたら、今度は目標があれば、なおいいと思います。
これは、目標があった上で設定する、具体的な数字になります。
例えば、お小遣い程度につき5万円とかを稼げればいいのか、給料と同額が安定的に入ってくればいいのか、金融資産からの配当や分配金で生活が全部賄えるのがいいのか、など。
何をもってFIREと言えるのかなんて、それこそその人の置かれた状況次第だと思いますので、皆さんも今一度、自分の目的を達成するためには、いくら必要なのか、を考えてみてください。
ただ、いきなり「不労所得月収500万円でで左うちわ」という途方もない目標を立ててしまうと、それこそ挫折することにつながる気がしますので、細かい目標を年単位で組むといいと思います。
私は、とりあえず現時点においては、本業以外のところから月間1万円以上を、1年以内に達成する、という事を目標にしてみました。
2021年3月7日時点では、当然すべてを始めたばかりなので、月収0円、目標達成率は0%です。
副業でFIREするにあたっての現状を把握する
最後に、FIREできる状態、という事はすなわち、自分の支出を真剣に見つめなおすことが前提になると思っています。
というのも、人によっては、FIRE達成と同時に本業とサヨナラする人もいると思いますが、それはすなわち、良くも悪くも安定して入ってくる給与所得を捨て、そこから永久に支出の大幅増を慎まなければいけない事を意味する、というのが想像に難くないからです。
要するに、自分の身の丈と現状を明確に把握していないと、後で大変なことになる、という事です。
既に各所で語りつくされている点ですが、今一度自分の支出を振り返ってみて、自分にとって本当に必要な支出とは何かを明確にする必要があるのかな、と思います。
私もこれを行うことで、月額で万単位の支出カットに成功しています。
逆に言うと、今まで何をしてたのか、といういい方もできるのですが…
まとめ
今回記載した内容は、最低でも一つはやっておいた方が、後々待ち受ける作業量や稼ぎの現実と向き合うときの強い味方になってくれるものと思います。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。
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