SPTMはVTIに代わる米国株ETFの選択肢!両者を徹底比較!

最近は米国株のETFの名前を本当によく聞くようになりました。

でも、その中の代表格、VTIってもうすでに結構株価上がっちゃってて、手を出しづらいという方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、今回はVTIと似たようなコンセプトのETFであるSPTMについて、VTIとの比較を交えながら書いていこうと思います。

この記事を読むことで以下のことがわかりますので、参考にしてください。

この記事で得られるもの
  • SPTMの概要が理解できます
  • SPTMとVTIの特徴がわかり、自分の状況に合わせた投資判断がつくようになります

SPTMの概要

SPTMのそれぞれの項目について、VTIと比較をしながら説明していきますね。

正式名称は、SPDR ポートフォリオS&P1500コンポジット・ストック・マーケットといいます。

低コストで米国株のかなりの割合をカバーするインデックスに連動する事を目指したETFです。

日本に導入されたのは3年くらい前になるのですが、米国では2000年から設定されている、歴史もそれなりにあるファンドといえます。

VTIとの比較ですが、表にしてしまうと、以下のような感じです。

数字は2021年4月13日現在のものです。

SPTMVTI
運用会社ステートストリート社バンガード社
ベンチマークS&P
コンポジット1500
CRSP USトータル
ストックマーケット
経費率0.03%0.03%
純資産総額49億ドル2343億ドル
市場価格51.04ドル214.11ドル
分配金利回り1.33%1.25%
SPTMとVTIの簡易比較

それぞれの項目について、より詳しく見ていきますね。

SPTMとVTIのベンチマーク

SPTMとVTI、それぞれのベンチマークを比較します。

SPTMはS&Pコンポジット1500(以下S&P1500)、VTIはCRSP USトータルストックマーケット(以下CRSP)に連動する事を目指しています。

どちらもほぼ全米の株をカバーすると言う意味では似てますが、比べてみると結構違いがあります。

S&P1500CRSP
構成銘柄数1,506約4,000
特徴ある程度のフィルターをかけて
全米の株の時価総額を
90%以上カバー
ほぼ全米の株をカバー
構成銘柄数比較

CRSPは方はわかりやすいですよね。

これ一本で全米が買える!というのは非常に単純明快です。

それに対して、S&P1500の方は、簡単にいうとS&P500(大型株)+S&P400(中型株)+S&P600(小型株)、というものです。

この指標に組み入れてもらうには、以下のような厳しい基準をクリアする必要があります。

①出来高(金額)が浮動株調整後時価総額を上回る事

②出来高(株数)が一日25万株を上回る事

③直近4四半期の純利益合計が黒字

④直近四半期の純利益が黒字

ステートストリートHPより

S&P1500は、S&P500よりは投資対象は分散されるが、ある程度選別された精鋭の集合体である、と私は考えています。

SPTMとVTI、両者の中からどちらか一方に投資判断をする際は、まずはこの差をどう考えるか、がポイントになります。

両者のパフォーマンスも載せておきます。

SPTMVTI
3ヶ月9.14%8.31%
1年間50.46%54.52%
3年間17.81%18.41%
5年間16.89%17.41%
SPTMとVTIのパフォーマンス比較(Bloomberg抜粋)

少しだけVTIが上ですが、直近はSPTM、みたいな感じですね。SPTMは良くも悪くも選別が働いているので、全米の勢いを受けきれないとも言えますし、下がり局面の時に、もしかしたら下落幅低いかも?という考えもできそうです。

下にも書く業種別比率とかが効いてるものと思われますし、投資をする人の嗜好や状況次第で、どっちがいいか、は回答が変わると思います。

いずれにせよ、どちらも広く分散されているので、どっちを持っていても大外れはないと思います。

ポイント
SPTMのベンチマークも十分分散が効いている

SPTMとVTIの構成銘柄

構成銘柄は、上位陣を比較するとそこまで大きな差はないです。

SPTMVTI
1位Apple 5.40%Apple 4.70%
2位Microsoft 5.03%Microsoft 4.5%
3位Amazon 3.77%Amazon 3.3%
4位Facebook 1.95%Alphabet 3.0%
5位AlphabetA 1.76%Facebook 1.6%
6位AlphabetC 1.70%Tesla 1.3%
7位Tesla 1.40%JP Morgan Chase 1.1%
8位BerksheirHathaway1.33%BerksheirHathaway1.1%
9位JP Morgan Chase 1.24%Johnson&Johnson 1.1%
10位Johnson&Johnson 1.11%VISA 0.9%
構成銘柄の比較

同じ銘柄同士眺めると、VTIの方が銘柄数が多い分分散が効いてるので、構成比は微妙に低くなってます。

上でも書きましたが、これを、VTIは全米を買える!と捉えるか!SPTMはある程度の選別が働いているからいい!と捉えるかが、選択のポイントになります。

業種別の構成比率も見てみます。

SPTMVTI
情報技術26.26%26.20%
一般消費財12.96%16.50%
ヘルスケア12.56%13.30%
金融11.62%11.30%
通信サービス10.21%3.20%
資本財9.52%13.80%
生活必需品5.78%4.80%
不動産2.97%3.40%
素材2.93%2.00%
公共事業2.63%2.70%
エネルギー2.57%2.80%
業種別の比較

1%以上違うところは黄色でマーカー引きました。

こうしてみると結構違うなというのが率直な感想です。

VTIは一般消費財(Amazonとかマクドナルドとか)と資本財(ボーイングやスリーエムとか)に結構振られていて、SPTMはコミュニケーション(Netflixとかベライゾンとか)に結構振ってるなというのが見て取れます。

とはいえ、最後はどっちを選んでも分散は広く取れてるからいいじゃん、というのが私の考えで、私は好みで選べばいいかなと思います。

ポイント
SPTMとVTIには若干の差はあるが、好みで選んで問題ない

SPTMとVTIの純資産額

これは上の表にも書きましたが、完全にVTIに軍配が上がりますね。

純資産総額の比較(再掲)
  • VTI:2343億ドル(24兆円くらい)
  • SPTM:49億ドル(5000億円くらい)

50倍の開きは効率的な運用という意味では、ハッキリ言ってSPTMには不利だと思います。

ただ、これはVTIというオバケファンドと比較するから霞んで見えるんですよね。

日本円換算で5000億円くらいあるSPTMの純資産総額は、2021年4月14日現在、日本のFund of the Year2020に選ばれたeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)トリプルスコアくらいは余裕であるんですよね。

効率的運用ができる資産規模としては十分ではないかと、個人的には考えています。

投資信託をメインに据えるのであれば、こちらもご一読ください!

SPTMとVTIの経費率

これはどっこいどっこいですね。

経費率の比較(再掲)
  • VTI:0.03%
  • SPTM:0.03%

上で書いた純資産総額の観点から見ると、VTIの方が有利ですので、もしかしたら更なる経費率の削減もあるかもしれないですね、想像ですが。

ただ、単価についてはSPTMに軍配が上がりますので、それを理由に選んでも大外れはしないと思います。

分配金利回り

こちらもほぼ差はないと思います。

利回りの比較(再掲)
  • VTI:1.25%
  • SPTM:1.33%

若干SPTMの方がいいかなと思いますが、今後の市場価格の推移次第で如何様にでも変わると思います。

仮に、外国税額控除を面倒くさがってやらなかったと仮定すると、どちらも配当金だけで追加買付をするためには100株持つ必要があります。

100株買付に必要な金額
  • VTI:220万円程度
  • SPTM:60万円程度

この辺の必要資金も加味して、どちらを買うかを決めるのがいいかなと思います。

ポイント
SPTMの方が必要資金を抑える事ができる

取り扱い証券会社

以下の証券会社で取り扱いがあります。

他にも外資系なんかもあるにはありますが、一般口座のみだったりと、初めての方には使いづらい面もあるので、割愛してます。

取り扱いのある証券会社
  1. SBI証券
  2. 楽天証券
  3. マネックス証券か
  4. DMM証券

SPTMについては、VTIほどのネームバリューはないので、手数料無料で購入をするのであれば、マネックス証券のゼロETFプログラムを利用する事になります。

ただ、今後は間違いなく対応されてくると思います。

正直、上4つであればどこでもいいとは思いますが、まだ証券口座を開いていない方は、SBI証券や楽天証券のどちらかを選べば、間違いはないと思います。

ポイント
証券口座は海外株を取り扱っているなら、どこでも大丈夫

まとめ

今回はSPTMとVTIの比較をしてみました。

どちらを買い付けるかは好みのレベルではと個人的には考えてますが、投資判断は以下の点から考えるのがいいと考えます。

投資判断のポイント

  • 買付額を抑えながら、ある程度選抜の効いたものに対し投資したい⇒SPTM
  • 全米を一本で丸ごと買いたい、ネームバリューも重視したい⇒VTI
Mito

繰り返しになりますが、どちらを選んでも大外れはしないと思います!

私は投信メインかつ新規買付は配当金再投資のみなので、当面はSPTMをメインで買い付ける事になります。

この記事が何かのお役に立てば幸いです。

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