本業と同時進行できる副業、できない副業と、同時進行のメリットを解説!

この記事はこんな方のために書いています
  • 副業同時進行のメリットが今ひとつわからない方
  • 本業と同時進行できる副業を知りたい

この記事では、本業と副業の同時進行について解説していきます。

先日書いたステップを経て、晴れて副業を始める、という段階に来ました。

もちろん皆さんそれぞれ抱える事情があると思うので、100%下の通りには行かないとは思いますが、下記記事なんかも参考にしてください。

ただ、副業の目的が何であれ、少なくとも当面の間は、本業あっての副業、という事は誰もがわかる事ですよね。

では、副業であれば、何でもかんでもOKなのでしょうか?

最近はちょっと調べてみれば、本当にいろいろな副業がありますが、ちょっと待った!

Mito

本業と副業の同時進行には、メリットもありますし、もちろんリスクがあります。

どんな注意点があるのかは知っておいて損はないと思います!

本業と副業の同時進行のメリット、および同時進行できる副業、できない副業(あるいは、しづらい副業)について書いて行きますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

改めて、副業の位置づけとは

まず、副業の位置づけについて、改めて考えてみたいと思います。

副業はどんなに楽しくても、労働です

多くの人がそうかと思いますが、私は、副業は以下のような意識で取り組んでいます。

少なくとも私は、楽しいものという認識です。

副業の位置付け
  • 本業とは違う収入源
  • スキル獲得の手段
  • 趣味と実益を兼ねた、余暇の延長

ですが、どんなに楽しかろうと、副業は労働である、という事実は忘れてはいけないと思っています。

労働である以上、労働時間の管理や関連法規について、一度は意識をした方がいいと思います。

次で詳しく触れます。

国は副業についてどう考えているのか

国が副業をどう考えているのか、それは厚生労働省のHPを見てみると非常によくわかります。
(参考リンク:兼業・副業

副業・兼業の促進に関するガイドライン」に書いてある内容は、少し回りくどい言い方をしているので、簡単に要約します。

国の考える労働者側のメリットと留意点
  • スキルアップやキャリアアップもできて、収入もアップできるかもしれないね
  • でも、自己管理はしっかりね
  • 本業の邪魔にだけはしないようにね
  • 何かあってもだれも助けてくれないかもよ

という事です。

冷静に考えてみると、毎日気分が乗って4時間とか作業に充ててしまうと、月に120時間、軽く過労死ライン超えてますよね。

もちろん、何でもかんでもダメではないと思いますし、楽しい事をしていれば時間を忘れる事もあると思います。私も数時間かけて記事書く事もあります。

一方、先程のガイドラインは、企業側にもこんな事を言ってます。

国の考える企業側のメリットと留意点
  • 従業員がいつの間にかスキルとか広い視野を確保してくれるし、いいよね
  • もしかしたら事業拡大にも人材流出対策にもなるかもね
  • 従業員が本業疎かにしてないか、秘密もらしてないか、体壊してないかはちゃんと見といてね
  • 労働時間の通算は副業先が給与所得の所だけだからそこんとこよろしく

そして、リスクと利益を天秤にかけると、利益の方が大きいから、どんどん容認しましょうと続きます。

一方で、同じガイドラインの9ページに、労働時間の通算について、通算してもらえるのは、つまりは、副業先が本業みたいな給与所得をくれるところだけ、と言ってます。

体壊さないでね、と言っておきながら、方や、ほぼ全ての副業で労働時間は通算しないよ、すなわち管理しなくていいですよ、と企業側に言ってるんですよね。

少しソフトな言い方をすれば、まだ国は働き方のあり方について議論も十分でないし細かいところが何も決めきれてない、というのが、実情だと思います。

まずは、”無理をしない”を最優先で

こんな状態なので、自分の身は自分で守るしかないですし、万が一副業のやりすぎで倒れてしまったら、本業の人たちはびっくりして、

会社の偉い人

やっぱり副業なんか認めたから社員倒れたんじゃん!禁止!!

とか言い出すかもしれないですよね。そうなると、皆さんの後に続こうとしている人たちの心をポッキリと折ってしまうかもしれないですし、皆さんの失った健康は戻らないかもしれないですよね。

そして肝心の国は、おそらく何もしてくれません。

まずは何よりも無理をしない事、本業と副業を並行している事に慣れるところから始めるべき、私はそう思います。

副業を本業と同時進行するメリット

さて、ここからは副業を本業と同時進行するメリットを挙げていきます。

収入源を分散できる

本業一本だと、生殺与奪の権利を本業に握られるとも言えますし、浮くも沈むも本業次第となりますので、もう一つの収入源を持つことは大きな心の支えになります。

その方が、経済的自立、FIREにもより早く近づけることをも意味しますよね。

本業と違った視点やスキルが身につく

本業と違うことをすれば、違う業界に一瞬身を置くことになるので、本業一本よりは確実にスキルは上がります。

新しい視点も身につくでしょう。

おすすめの副業については、こちらもどうぞ!

合計収入ほど社会保険料取られないかも

副業先が給与所得であれば当てはまりませんが、フリーランスでの雑所得や事業所得であれば、社会保険への加入義務はありません。

参考:副業と社会保険料

そのため、収入全体のうち、社会保険料の支払いは本業分だけでよく、その分無駄に税金を払わなくて済む、これはまあまあなメリットかなと思います。

所得が増えてきて、法人成りとかまで行くと、加入義務が出てくるので気をつけましょう。

同時進行できる副業、できない副業は?

ここから、本業と同時進行できる副業とできない副業を見てみましょう。

同時進行できる副業

これは、先程の労働時間の通算とは矛盾しますが、一部の例外を除くフリーランス系のお仕事が1番いいと思います。例外は後ほど説明しますね。

ストックフォトサービスやアンケートモニター、ブログ運営に私が着目したのもそう言った理由プラス、単に好きだったからでした。

フリーランス系の副業がやりやすい理由
  • 時間の束縛が無い
  • 本業が忙しい時は放置しても誰にも迷惑をかけない
  • その人に合った、その人の取り組み方ができる

放置可能か、というのが最大のチェックポイントだと思います。

本業が忙しいけど、副業Aの締め切りも明日に迫ってるからどうしよう…なんて事になったら心も身体も苦しいのは想像つきますよね。

同時進行できない、または難しい副業

ずばり、先ほどとは真逆で、時間拘束のあるもの、対人前提のものは軒並みハードルが上がると思います。

コンビニやスーパーのバックヤード、飲食店店員、人と会うのがメインのお仕事などがそれに当たると思います。

時間拘束があると苦しい理由
  • 必然的に人対人になるので、途中で投げ出すことが許されない
  • 途中で投げ出した場合、契約不履行などで揉め事に発展する可能性あり
  • 労働時間の通算が必要になる可能性があり、その場合何かあったら本業に痛くもない腹を探られるかも

フリーランスでも、例えば『長期契約でお願いします、記事を月〇〇本納品してね、報酬は源泉徴収しときます』なんて場合は、やはり納期とは無縁ではいられないと思います。

単発ものよりはハードルは高めかなと思いますので、慣れるまでは単発案件を狙うか、優しめのクライアントを選ぶのが無難かと思います。

もちろん、何でもかんでもダメとは思いませんし、例えば幼い日からの夢を実現したいから週末だけ調理場に立ちたい、というのも全然アリだと思います。

ただ、何かあった時に、「すみません知りませんでした」は通らないという事は覚えておいた方がいいと思います。

まとめ

この記事では以下の点について書いてきました。

この記事で書いてきたこと
  • 副業同時進行で、知識もスキルも身に付き、社会保険料の実質節約になるかもしれない
  • 時間拘束のない、かつユルめのフリーランスが本業と同時進行しやすい

副業は本業あってこその副業だと思いますので、一歩踏み出す際に、そう言った自分の基盤への影響がどうなのかは、一度考えた上で選定に入った方が後々後悔や苦労が少ないと思います。

その上で、皆さんに合ったものが見つかるといいな、と思います。

Mito

人生を豊かにするための副業で身体を壊したりトラブルになったりしたら元も子もないので、お互い無理せず長続きさせたいですね!

自分ものめり込みやすい人なので気をつけなければ…

この記事が何かのお役に立てば幸いです。

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