- Webライティングの継続案件獲得に悩んでいる方
- 文章が下手と思っている方
- 文章の書き方を学びたい方
文章がわかりにくい、下手と言われた後、「じゃあどうすればいいの」に対して明確な答えは返ってこないですよね?
この記事では、そんな文章の悩みを抱えるあなたのために、文章の書き方の一つ、PREP法について解説していきます。
私はPREP法を意識しながら文を書くことで、Webライターとして安定した継続案件をいただけました。
先に結論:PREP法は副業Webライターだけでなく、世の中の働く人全てに有用ですよ!
例文も入れた解説もしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
PREP法とは
それでは、PREP法とはいったい何なのか、まずはそこから見ていきましょう。
結論を先に伝える手法です
PREP法は、文章を4つの要素で構成する手法です。
その構成要素は以下の通りです。
- Point(結論)
- 先に結論を伝えてしまう
- Reason(理由)
- その結論の理由を説明する
- Example(具体例)
- 具体例を示す
- Point(結論)
- もう一度結論を伝える
これら4つの要素の頭文字を取って、PREP法と呼んでます。
PREP法の特徴、メリット
ここから、PREP法の特性とメリットを見ていきましょう。
Webライティング、ブログに最適
PREP法は、読み手の集中力が最も高い冒頭に結論を持ってくるのが最大の特徴です。
そして、読み手は結論があらかじめわかる事から、説得力のある簡潔な文章を書けるのがPREP法のメリットです。
その特性上、早く結論を伝える必要があるWebライティングやブログにおいて、最適な手法となります。
Webライティングに絞って言うと、クライアントは、これができる人なのかどうかを必ず見ています。
これができるかできないかで、Webライターとして継続案件を確保できるかどうかが決まると言っても言い過ぎではないでしょう。
Webライティングがお仕事になる、Webライターについてはこちらもどうぞ!
仕事でもフル活用できる
PREP法は結論を端的に簡潔に伝えることができるため、ビジネスシーンでも強さを発揮します。
報告書、プレゼン、交渉…
全てにおいてPREP法は役に立つと言えます。
もう一つの文章の型であるSDS法と併用すると、より多くの事ができるでしょう。
PREP法のデメリット
分野を問わず、万能なものは存在しません。
PREP法が不得意なものも見てみましょう。
小説、考察記事などは苦手
PREP法はその特性上、どうしても結論が冒頭に出てきます。
そのため、起承転結が意識される小説や、いきなりネタバレが致命的な考察記事なんかは、比較的苦手かなと思います。
PREP法の例文
それでは、ここからPREP法の例文と解説を見ていきましょう。
2種類の例文で比較
例えば、以下のような文章を比較してみましょう。
どちらがより内容が伝わりますか?
会社員は会社に雇用されていて、その会社は何かあった時には従業員の生活よりも組織を守ることを優先します。
その時に何も対策してないと、会社が倒産した時にはみんな路頭に迷うだろうし、誰も助けてくれないです。
そう言う時にどうにもならない事態は避けたいと思うので、副業は必要ですから、副業には取り組みましょう。
副業は全ての会社員が真剣に取り組むべきものです。
なぜなら、会社は何かがあった時は組織を優先し、従業員の生活まで守ってくれないからです。
その会社が倒産したら、明日から路頭に迷いますよね?
そのため、副業は生活を守るためにも必要なんです。
おそらくほとんどの方が、例文1は何を言いたいのか最後までわからずモヤっとしたのではないでしょうか?
そして、例文2の方がわかりやすいと感じたのではないでしょうか?
例文2が、PREP法で書いたものです。
「会社員は副業をした方がいい」という結論を先に伝え、そこが頭に入った上で後が続くので、内容がスッと入ってくるという事が実感できるかなと思います。
そして、例文を見てわかったかもしれませんが、この文って決して読者全員を感動させるような名文じゃないですし、むしろちょっとたどたどしさすら感じますよね?
文章は、上手い下手も大切かもしれませんが、それ以上にPREP法のような型で読ませるものです。
その点は覚えておいて損はないと思います。
PREP法の習得方法
それでは、どうすればPREP法を習得できるのでしょうか?
見ていきましょう。
ビジネス書を読む
PREP法はプレゼンで特に多用される物なので、まずはプレゼンに最も近く、かつ簡単に手に入る、ビジネス書を読むことをオススメします。
大抵のビジネス書であれば、どこかしらで必ずPREP法は使われているので、基本は好みでいいかなと思います。
例えば以下の本は私が初めて自分の意思で読んだ自己啓発系のビジネス書ですが、冒頭の部分でモロにPREP法が使われています。
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生活の中のプレゼンを意識する
え?プレゼンなんか普段しないよ?という皆さん。
おそらく、ほぼ全ての方が、無意識のうちに生活の中でプレゼンをしてます。
- お小遣いアップの交渉
- 子供の進学先の相談
お小遣いアップを例にすると…
オイラのお小遣いをあげて欲しいのです…【Point】
ん?どうして?
だってこのままだとニンテンドーSwitch買えないんだもん…【Reason】
このままじゃ友達との話題について行けないかもしれないじゃん?【Example】
だから…小遣い上げてええええ!【Point】
みたいな感じで、無意識のうちに、絶対にPREP法は使っているはずです。
相手に何かお願いをする時や、ビジネスシーンでの報告書作成など、場面ごとに意識を向けるようにしてみましょう。
Webライティング案件などをこなす
Webライティングでも、本業であっても、結局最後は数をこなす事で、意識してきたことや知識は定着していきます。
あなたがWebライティングにチャレンジ中ならば、簡単なアンケートやタスクでも構いませんので、とにかく数をこなして、案件を通じて文の型を意識していきましょう。
実績がつけば、プロフィールで書けることも増えるので、自然と案件受注率も上がると思いますよ!
本業であれば、報告書や議事録、会議のまとめなどを積極的に引き受けるようにしてみましょう。
ただ、本業の場合その機会が巡ってくることは意外と少ない方もいるかもしれないですね。
そういった方は、副業としてのWebライティングを検討してみてくださいね。
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まとめ
この記事では、以下の点について書いてきました。
- Webライティングの継続案件獲得のためには、PREP法の習得が必要
- 文章は型で読ませるものなので、上手い下手は重要ではない
- PREP法を習得するには、書籍でインプットして、ひたすら数をこなす
文章の書き方に悩んでいる方にとって、参考になれば幸いです。
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